「美術市場」公式カタログを市内各所に設置していただいております。
まだ中身を見ていない人へ、掲載の<あとがき>全文です。
美術市場への思いが少しでも届きますように。
2回目の美術市場は、東京銀座のGinzaギャラリーアーティストスペースとの共同企画ともいえる形で進められました。
アーティストスペースが以前から企画、実行している、地方での展覧会の新しい試みともいえます。
この企画の参加作家には、岩手出身の方もおります。
もっと別な場所から東京へ移り住んで活動をしている人も多くあるでしょう。
そうした一人ひとりが背負っている、場所というバックグラウンドは、それぞれのアイデンティティと重なり、個別性を形成する要素も担っているはずです。
多様な個別性と、各々の地方を持ち寄って、普段のステージとは違う場所で交流をすることが、新しいエネルギーを産み出すことを期待して発展をさせたいものです。
「美術市場」公式カタログより